上記の講座を、令和6年8月31日(土)に実施しました。
「夏休みの朝活」で使用した毎日の振り返りシートには、どのような意味があったのでしょうか?
これを理解することで、お子様とのコミュニケーションの質が大きく変わります。
そのためにはまず、脳の仕組みを知ることが、理解を深める第一歩です。
自己肯定感(自分を好きだと思う気持ち)や、
自己効力感(自分はできる!という感覚)、
自制心(自分の感情や行動をコントロールする力)
を育む際に、脳内ではどのようなことが起きているのでしょうか?
そして、その脳の働きを促進するためには、
どのような言葉かけやコミュニケーションが効果的なのでしょうか?
これらの点について一緒に学びました。
お子様が自分の心とどのように向き合うかは、日常の家庭でのコミュニケーションが基盤となります。
ぜひ、振り返りシートを活用し、日々のお子様とのコミュニケーションに役立てていただければと思います。
今回の講座では、これらの内容について詳しくお伝えしました。
当日の動画も配信いたしますので、ぜひご覧いただけると幸いです。
「夏休みの朝活」 振返りシートについて
理論背景講座 (AIに要約してもらいました)
[要約]
この動画は、子供の脳の発達と学習に関する講座をまとめたものです。
子供の脳の構造と機能、感情と記憶の関係、コミュニケーションの重要性などについて詳しく説明しています。
子供の脳の発達段階に応じた適切な関わり方や、失敗から学ぶ機会を作ることの大切さ、言語化による自己理解の促進など、具体的なアドバイスをお伝えしています。
親子のコミュニケーションを通じて、子供の感情や考えを言語化し、記憶に残す方法を強調しました。
[チャプター]
00:06:19子供の脳の構造と機能
子供の脳の構造と機能について説明しました。
脳は3層構造になっており、生命維持を司る脳幹部、感情を司る中脳、記憶や学習を司る大脳皮質から成り立っています。
感情は中脳で生まれ、大脳皮質で理解されます。
子供の脳は、生後間もない頃は感情しか持っていませんが、経験を重ねるごとに感情の種類が増えていきます。
00:16:05感情と記憶の関係
感情と記憶の関係について説明しました。
脳はネガティブな情報を優先的に記憶する傾向があり、ポジティブな情報は記憶に残りにくいことが指摘されています。
したがって、子供の体験を言語化し、ポジティブな側面を強調することが重要です。また、失敗した経験は学習の好機であり、子供に寄り添いながら次の行動を一緒に考えることが推奨されています。
01:01:46コミュニケーションの重要性
親子のコミュニケーションの重要性を強調しています。子供の感情や考えを言語化することで、自己理解が促進され、他者とのコミュニケーション能力も高まります。日常的な会話を通じて、子供の体験を言葉にし、記憶に残すことが推奨されています。
また、周りの大人の関わりも重要であり、子育ては親だけでは難しいと指摘されています。
[行動項目]
00:23:35子供の体験を言語化し、ポジティブな側面を強調する
00:48:10子供の失敗した経験から学ぶ機会を作り、次の行動を一緒に考える
01:02:38日常的な会話を通じて、子供の感情や考えを言葉にし、記憶に残す
01:07:22子育てには周りの大人の関わりも重要であり、親だけでは難しい